PCV-S620のCPUを交換(Celeron-500編)

 

注)本ページに書かれている分解・改造等を行いますとメーカー保証は受けられなくなりますのでご注意下さい。

必ず自己責任でお願いします。

 

1.準備作業

Windowsが起動している場合は終了させ、電源を切ります。
作業中、不用意に電源が入ると危険なので電源ケーブルも外します。

 

2.サイドカバーの取り外し

Sシリーズのバイオは本体を横に寝かせると作業がしやすいので、左のサイドカバーが上になるように
寝かせます。
その後、本体後面パネルのネジを外しその後サイドカバーを外します。

 

3.電源の取り外し

 

CPUは電源の真下にある為、交換する際にはまず電源を取り外す必要があります。
まず後面パネルにある電源プラグ付近の3本のネジを外し、続いて電源を少し横にスライドさせると
電源が外れます。
外した電源は上の写真の場所へ移動しておくと、動作確認の時に戻したりしなくて済むので便利です。


 

4.CPUの取り外し

 

電源を取り外すとCPUが見えますので、左右にあるレバーを押さえながら(丁度ファミコンのカセットを外すような感覚で)上に持ち上げると外れます。
この時、CPUのヒートシンクで回りのケーブルを傷つけないように注意してください。


 

5.取り付けCPUの確認

PCVS620CPU2_04.JPG - 42,948BYTESPCVS620CPU2_05.JPG - 41,860BYTES
今回取りつけるのはAopen製の下駄とPPGAタイプのCeleron-500(ベースクロックは66MHz)です。

 

6.CPUの下駄への取り付け

CPUを下駄の切り欠きに合わせてはめ込みレバーを下げて取り付けた後、ファンの固定用ばねを
ソケット部分に確実にはめ込みます。
 (注:CPUファンは縦横のサイズがCPUとほぼ同じ物で無いと電源部と干渉します。)

 

7.CPUの本体への取り付け

先程とは逆の要領でCPUをはめ込みます。

 

8.CPUファンの電源コネクターへの取り付け

写真では見えにくいのですが、メモリの側にCPUファン用の電源端子があるのでここにファンの
電源コネクタを挿し込みます。
 (注:この状態では電源部のファンから吹いていたCPU冷却用の風が当たらなくなる為、動作確認の際は
熱暴走防止のため必ずCPUファンを電源と接続しておいて下さい。
)

 

9.動作確認

CPUの取り付けが完了したので早速動作確認をしてみます。
電源を入れるとBIOS画面上で無事、Celeron-500として認識されました。

 

10.ベンチマークの結果(HDBENCH)


Pentium II -400の時の数値は16000程度だったので25%ほど向上しました。
CPUは500MHzで動作し、マザーボードのクロックはCPUのベースクロックに合わせて66MHzになって
いるようです。


 

12.PCViewによるCPU情報

PCView Ver. 0.6.2.0でCPU情報を取得してみましたが問題無く認識されています。

 

その後色々とソフトを立ち上げ、一番心配だったGigaPocketやI-Link/USB/SCSI関連のトラブルも
無いようなのでCeleron-1.2Gへの交換作業に入ります。


PCV-S620のCPUを交換(Celeron-1.2G編)

 

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